横浜の葬儀社比較サイト
人の死を弔う目的でおこなわれる葬式は、旧石器時代に始まった宗教的行為です。
人類最古の葬儀跡は、ネアンデルタール人が残した約6万年前の遺跡にあると言われています。その頃は花を添える程度だったと解釈されている葬式も、文明の発展によって宗教があらわれると大きな変化が訪れることになります。
今日では、その人の死生観や宗教が深く関係し、様式と考え方が大きく異なるようになりました。しかし、葬儀とは「亡くなった人のためであると同時に、残された人たちのために行う」という考え方は共通しており、残された人たちが悲しみを乗り越える手助けをするという目的が込められています。
日本における葬式の歴史を伺える文献に、古事記や日本書記などが挙げられます。これらは主に天皇など位の高い人物についての記述となりますが、仕えていた者たちが死後も仕えるために生きたまま埋葬される(殉死)など、当時の死生観が伺えます。
エジプトのピラミッドなどと同様に日本では古墳が作られ、儒教の影響から遺体を残す土葬がおこなわれていました。魂を呼び戻すための儀式についても記述があり、亡くなった人は黄泉の国から蘇ると信じられていたようです。
しかし645年大化の改新のころには、豪華な墓をつくったり殉死をすることが禁止とされ、庶民に至っては死後すぐに土葬をすることと定められます。この頃からモガリと呼ばれる魂を呼び戻すための期間が、死を確認して遺族が喪に服する期間へと代わり、現在のお通夜へと繋がっていくようになります。
江戸時代になると仏教の影響を強く受けて火葬や読経などが取り入れられ、徐々に現在の一般的な仏式葬儀の様式が確立されていきました。